生活保護と原付バイク保有【任意保険加入必須】

生活保護と原付バイク保有【任意保険加入必須】 生活保護

今回の記事では、生活保護を受けながら原付(125cc以下の原付2種も含む)を保有する方法、および注意点などについてまとめたいと思います。

生活保護を受けると自動車の保有は原則できない

一般的に知られているように、生活保護を受けると自動車の保有は原則として認められません。身体障害者が通院するためにどうしても自動車が必要な場合や、とんでもない僻地に住んでいる、仕事のために自動車が不可欠であるなどの特別な理由がない限り自動車は持てないことになっています。

125ccまでの原付バイクなら保有できる場合がある

自動車は保有できませんが、排気量が125ccまでの原付バイクであれば生活保護を受給しながらでも保有できる場合があります。

これは個人的な体験談にすぎませんが、私はいくつかの自治体で生活保護を受けてきましたが、きちんと申請すれば原付バイクの保有についてとがめられたことは一度もありません。しかし生活保護を受けながら原付バイクを保有するには以下のような条件はあります。

生活保護を受けながらバイクを保有する条件

平成21年3月31日
厚生労働省社会・援護局保護課長
生活保護問答集について

(問3-23)〔オートバイ及び原動機付自転車の保有〕
生活用品としてオートバイ及び原動機付自転車の保有は認められるか。

(答)総排気量125ccを超えるオートバイについては、生活用品としての必要性は低く、自動車の取扱いに準じて取り扱うべきものである。したがって生活用品としての保有は認められない。
総排気量125㏄以下のオートバイ及び原動機付自転車については、その処分価値及び主な使途等を確認したうえで、次のすべての要件を満たすものについては保有を認めて差し支えない。

1 当該オートバイ等が現実に最低生活維持のために活用されており、処分するよりも保有している方が生活維持及び自立助長に実効があがっていると認められること。
2 保有を認めても当該地域の一般世帯との均衡を失することにならないと認められること。
3 自動車損害賠償責任保険及び任意保険に加入していること。
4 保険料を含む維持費についての捻出が可能であると判断されること。

厚生労働省 生活保護問答集について

すでに持っている場合と新たに購入する場合の違い

すでに原付バイクを持っている人が、これから生活保護を受けたいという場合であれば特に難しい点はないでしょう。上記条件の「1」に該当する可能性が高いからです。もちろん、中古車がプレミア価格で流通しており何十万円もの価値がある特別な車両などであれば話は別です。そのような場合は売却することを求められる可能性もあります。

いっぽう、すでに生活保護を受けている人が新たに原付バイクを購入するケースでは、すんなりとはいかない可能性があることも留意すべきです。具体的には以下のような事柄について合理的な説明を福祉事務所に説明できることが必要でしょう。

  • なぜこれまでバイクがなくても生活できていたのに今になって必要になったのか?
  • 購入資金はどこから用意したのか?
  • 任意保険などの維持費を払っていけるのか?(後述)

生活保護を受けながら原付バイクを保有する際の注意点

任意保険の加入が必須となる点に注意

生活保護を受けながら原付バイクを保有する場合、自賠責保険(強制保険)だけではなく、任意保険への加入が必須となります。これは私が実際にこれまで住んできた自治体のすべてで同じように運用されていましたし、私が調べた限り自治体による違いはなく全国一律の運用方針であると思われます。

具体的には、福祉事務所から定期的に自賠責保険および任意保険の保険証券の写しの提出を求められました。

なお個人的には、原付(2種含む)の任意保険は全労済が比較的、低価格のためおすすめです。

生活保護費からのバイク維持費の支給は一切ない

原付バイクには様々な維持費が発生します。上で述べた自賠責保険、任意保険、自動車税、メンテナンス費用、ガソリン代などが代表的なものですが、これらが生活保護費として支給されることはありませんので、すべて自費でまかなう必要があります。

おわりに

今回の記事では、生活保護を受けながら原付バイクを保有する際の注意点などについてまとめました。最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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